みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です
2週続いた雪にはまいりましたね!
実は、私の姉は山梨県に住んでおり、今回の積雪で自宅に閉じ込められてしまったそうです。食料が尽き、親子でリュックサックを背負って町のスーパーに食料を買出しにいったところ、米しか売ってなく、しばらくはおにぎりの毎日だったそうです。地方は本当に大変ですね。
そんな中、当院の患者さんはかなりがんばって来院していただけました。僕がブログで遅刻やキャンセルのことを書いているのが原因なのか理由は定かではないのですが、本当に大変な思いをして来院された患者さん達には感謝しております。
ただ、このような悪天候ですので、来院できないのが普通ですので無理をなさってしまった方本当に申し訳ありませんでした。 可能なかぎり本日の土曜日に拝見するように努力したのですが、さすがにこれ以上は診る事ができないくらいの予約数を頂戴しました。幸い、1Fにコンビ二エンスストアも出来ましたので昼休みがなくてもおにぎりくらいは食べることができます。
さて、歯周病ばかり続いたので本日も歯周病患者さんのブログを更新します。
本症例は最後まで仕上げてから掲載したかったのですが、3月ということもあり、関西地方に転勤となってしまいました。 そのためこれからの治療続きは紹介先の医院での診療となります。
当院が加入している 日本臨床矯正歯科医会 メンバー内なら 転勤の際の治療の引継ぎがスムーズにおこなわれます。
この会に入会してよかったなあと思う理由は 患者さんが転勤の際l、紹介する医療機関の治療の質や受け入れの拒否等なくスムーズに対応してもらえる点だと思います。
さて、時間も少なくなってきましたので 本日のテーマです
【歯肉 治し方】歯肉が下がっている場合の歯列矯正治療とは?
矯正治療前に歯肉が少ない(下がっている)患者さんの場合、そのまま治療をするとさらに下がります。
通常は健康な人でも下がりますので、治療前に十分説明をしてからの処置となりますが、そのそも治療前、病的に歯肉が下がっている場合はどうしようもありません。
正面からみると歯並びのガタガタに注目がいきますが、 下顎の犬歯の歯肉をみてみると
このような状況の中、歯列矯正治療をおこなってしまうと大変なことになります。
ちなみに本症例は
このように歯肉が下がっている場合、その原因が骨の吸収なら骨の移植を
歯肉が原因なら歯肉の移植をおこないます
場合によっては同時に移植をおこなう場合もございます
移植をおこなった後の写真です
かなりしっかりした歯肉に変化したのが理解できると思います。
その上で歯列矯正治療を開始します
さて、歯肉の状況はどうでしょうか?
この状況で治療を開始していたら大変なことになっていたはずです。
このように歯肉を移植して補強をおこなってからの歯列矯正治療だったのが、結果的に成功した理由です。
紹介された医院も安心して治療を継続することができると思います。
それでは今日も1日がんばりましょう!
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