おはようございます。東京のプロ矯正歯科院長、田中憲男です。
先週は休みが一日もなかったため、雑用をする時間がとれなかったため、本日は朝7:00過ぎには病院に到着し、雑用も片付け終わりブログの更新をいたしました。
歯科医院には様々な郵便物が来ます。お手紙や請求書などはすぐに封を切りますが、セミナーの案内や書籍の案内、新製品や学会誌や医師会の新聞などは時間のあるときに目をとおすようにしております。
ようやく月末に届いた雑誌や新聞などを整理し終わったところです。
先週一週間は
月~水はプロ矯正歯科で診療
木曜日は午前大宮歯科で矯正カルテ整理(500人分)午後は上尾歯科で矯正
金曜日はプロ矯正歯科で診療
土曜日はプロ矯正歯科で診療
日曜日は上尾歯科で診療
といった具合でした。
特に大変だったのは木曜日の大宮歯科医院矯正カルテ整理をおこないました。一度に500人分のカルテをチェックするのは本当に疲れます。
法律的に5年以上未来院のカルテは処分して構いません。歯科医院もスペースに限りがあるためにそういったことはおこなっていく必要があります。
したがって、矯正装置がはずれて保定装置に移行したまま、未来院という方が何人かいらっしゃいます。後戻りして来院してもカルテが処分されてしまっていたらと考えると、きちんとメンテナンスする必要性を理解していただけるでしょうか?
当院では年に3回程度のメンテナンスをお願いしております。遠方の方の場合は1年に1回(誕生日もしくは季節の良い4月など)と決めて頂いてお願いをしております。
それでもきちんとメンテナンスに来ていただける患者様の割合は50%以下です。
車でも車検という制度があるように、毎日使用している咀嚼機能を維持するための口ですから、なおさらです。
本日の写真はきちんとメンテナンスを受けられている方です。治療終了後3年以上は経過しております。当院初診時が30代でしたので、現在の年齢は30代後半です。
特に30代からのメンテナンスは歯周病のリスク管理が重要です。この年齢から治療を始めた方は自分の状況を認識している方が多く、メンテナンスもきちんとやってくれる傾向があります。この理由は、「矯正治療もなにもしなくても20代後半からだんだんと歯ならびが悪くなってきた」という自覚症状をお持ちで来院する。つまり、矯正治療の経験がない状況でも加齢変化により歯が動いてくることを実感している世代なのです。
したがって、治療後のケアーを怠るともとに戻ることもよく理解していただけるわけです。
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