外科矯正が知りたい

【医師が答える】外科的矯正治療の治療期間と一般的な流れとは?

11.24.jpg
ブログ読者のみなさまおはようございます。
ここのところすっかり冬の陽気になってきましたね。
インフルエンザが流行する前に予防接種をうけましょう。
ところで、いままでは当院の初診患者様の割合は圧倒的に成人の方が多かったのですが、
最近はお子様の患者様も増加してきました。
この理由は、地域の方から当院が認知されてきたのだと思います。

さて、本日のテーマは

【医師が答える】外科的矯正治療の治療期間と一般的な流れとは?

です。

特に、この治療はある程度の症例経験がないとなかなか引き受けるのを嫌がる傾向があります。
その理由は、5~6年勤務した大学病院の先生で経験できる症例数が多くても10症例程度。
矯正終了まで到達という限定でいえば3症例くらいが平均と思います。

また、多くの歯科医院では「顎口腔機能診断施設」基準を満たしていないため、これらの外科的矯正治療が健康保険適用にならないためです。
そうなると外科的矯正治療の適応症患者様は
近所の歯科医院で矯正相談→できないと断られる→ご自身で医院を探す→当院をはじめとする「顎口腔機能診断施設」基準を満たしている医院での治療。
という流れとなります。
実際、「顎口腔機能診断施設」基準を満たすためにはいろいろなハードルがあり、それを認可する医療機器のコストを考えると、申請するのを断念してしまう先生も多々あります。
つまり、将来的にはこのような症例の患者様は一部の専門的医療機関で診療を受けるように国が指導していくと思われます。
心臓病のバイパス手術の症例数を掲示するのと同様に、外科的矯正治療の年間症例数も掲示するようになるでしょう。(ちなみに当院では40症例程度です)
次に、外科的矯正治療の一般的な流れです。
1.手術前にある程度歯を並べておく必要があります。
これを手術前矯正治療といいます。多くは1年から1年6か月程度です
2.歯の配列がほぼ完了した時点で手術となります
入院期間は当院が医療連携している施設では1週間程度です
3.手術後矯正治療をおこないます。
これを術後矯正治療と呼びます。期間は1年前後と考えてください。
つまり、これらのすべての治療期間のトータルは1年6か月から2年6か月となります。
一般的な矯正治療とほぼ治療期間は同じと考えてください。



ピックアップ記事

  1. プロ矯正歯科院長自身がマウスピース矯正を開始しての経過
  2. 【審美治療 デンタルインプラント】39歳女性 部分矯正に希望したのは
  3. 歯列矯正モニターの内容に一部変更があります!
  4. 【スピード矯正 ワイヤー矯正終了】開始25歳、8年経過した現在の状況
  5. 40代女性、歯肉の下がりが気になりはじめた前歯抜歯症例

関連記事

  1. 外科矯正が知りたい

    手術計画からみる最先端の外科矯正治療とは?⓵

    みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です。…

  2. 外科矯正が知りたい

    【受け口 治し方】歯科矯正は健康と美容を増進する有効な治療法

    みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です…

  3. 外科矯正が知りたい

    世界最先端の矯正治療を学ぶ、自分の医療技術の差とは?

    みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!…

  4. 外科矯正が知りたい

    顎変形症手術で後悔しないために、患者さんが気を付けるポイントは?

    みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です。…

  5. 外科矯正が知りたい

    【受け口 治す 矯正】外科矯正中はアゴのしゃくれが目立ってくる?

    みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. 抜歯矯正が知りたい

    【抜歯矯正 治療】下顎の正中線を揃えるのがとても難しい理由とは?
  2. 目立たない矯正を知りたい

    プロ矯正歯科院長自身がマウスピース矯正を開始しての経過
  3. その他

    ハワイまで歯科医療セミナーに参加してきました!
  4. 白い歯になりたい

    【歯列矯正】子供の歯列矯正がきっかけ、親も治療を行った症例とは
  5. 歯周病の矯正が知りたい

    40代女性、左側前歯2本抜歯しての歯列矯正治療の経過
PAGE TOP