みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です。
12月も半ばを過ぎて師走の忙しさがはじまってきました。
最近はノロウイスルが流行していますので、手洗いやうがいといった予防がとても重要です。私どものような医療機関にお越しになったあとは必ずうがいや手洗いを十分におこなってください。
懇意にしている先輩の歯科医師は3日間で3Kgも激やせしたと聞いております。 2012年も残り半月です、みなさまがんばっていきましょう!
さて、素人である患者さんの多くに、矯正歯科と審美歯科がごちゃまぜになっている方が多くいらしゃいます。
ネットの広告などでよく3回で終わる歯列矯正歯科!
などといったタイトルをごらんになったことがあると思いますが、これは矯正歯科ではありません。
正確にいえば補綴歯科です。つまり歯を削ってセラミッククラウンをかぶせる処置になります。
自分の歯を並べて治療する矯正歯科は早くても1年、通常は2年程度の治療期間が必要になります。3回で完了する補綴歯科は早いのはメリットですが、やはり人工物ですので経年劣化があります。また、不正な歯にかぶせても、歯茎のコンデイションが不良になる場合が多いいです。
悪いことばかりではなく、メリットも沢山あります。前回のブログでも同じようなことを話ましたが、1つの治療をすべて補綴歯科で完了するのではなく、矯正歯科でなおしたほうが良い部分は矯正歯科で、歯を白くしたいのは審美歯科で、銀歯を治したいのは補綴歯科でと
適材適所の治療が良好な結果を生みます。反対にいえば、矯正歯科で全て治療を完了しても、歯を白くしたいなどといった要望は達成できないわけであります。
本日の症例はそんな 適材適所で治療完了した患者さんの1例です。
健康に、究極の審美歯科資料には歯科矯正の必要性があります!
まず初診時です。見た目もそうですが、かみ合わせが非常に良くありません。
上下の歯に隙間がみえてしまっております。わざと口をあけているのではなく、この状態が口を閉じている状態です。
横からみると、上の歯が下の歯と比較してへっこんでいるのがわかります。
下の歯は治療途中の状態の歯もあります。
このような状況の場合、治療途中の歯の処置に関しては、矯正治療前に終了したほうが良い場合と、矯正治療前は応急処置にして、矯正装置がはずれたあとに正式に処置をおこなったほうが良い場合とあります。こういった部分は検査および診断をしてみないとわからないといえます。
矯正治療中の写真です。治療方法は上が裏側、下が表側といった方法でおこないました。
裏側からみるとこのような状態です。
正面からみると
こういう状態になります。
紙面の都合で矯正装置をはずした時の写真に移ります。
下顎の偏位や初診時のかみ合わせを考えれば、かなり満足のいく仕上がりとなりました。
初診時です。
完了時
ここからが審美歯科です。
まずは
ホワイトニングをおこない、自分の前歯の色を白くします。
その上で、すべてのかぶせ物を白くやり直ししました。
その結果です。
初診時が
矯正治療終了時が
ホワイトニング終了時が
また、奥歯の状態です
はじめの奥歯の状態が
すべての歯を白くした結果
となります。
自分でもここまで美しくなるとは思いませんでした。
患者さんも非常にまじめに良くついてきてくれとても感謝しております。
本当に最後までありがとうございました!
はじめは
それが
です。
最近の審美歯科は材料がよくなったことと、歯に対しての接着がよくなってきたので、本当に進化したなあと実感できます。
そろそろ診療の時間ですので、みなさま1日がんばりましょう!
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