みなさまあけましておめでとうございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です。
昨年もいろいろと大変な1年間でしたが、心機一転がんばっていきましょう。
さて、私は患者さんに対しては年賀状を書いているのですが、わざわざお返事の賀状を送ってくれる方がおります。
コメントもいろいろと書いていただき本当にありがたいことと思っております。そういった患者さんの多くはきちんとまじめに通院していただける方です。
実際は医院の患者さんの中には無断キャンセルや強引な予約を強要してくる患者さんもいらっしゃいます。
そういった部類の患者さんの応対は本当に大変です。
どうしてかというときちんときていただける患者さんに対して十分な治療枠を確保できなくなることが申し訳なく、自分としてはストレスになります。
ですから、1人いいかげんな患者さんを失ったとしても他の患者さんが快適な治療をうけることができるのであればそれが医院の方針ということです。
昨日、テレビで[流れ寿司]という店舗のニュースがありました。
回転寿司はぐるぐる回るおなじみのものですが、流れ寿司というのは、注文されるとカウンターまで商品が流れてくるそうです。
社長は回転寿司の最大の欠点は廃棄のネタのコスト負担増といっておりました。バケツ一杯の寿司が廃棄となることも多く、安くで品質の良い寿司を提供する方法としてオーダーされてから作る流れ寿司を開発したとのことでした。
歯科医院の場合の最大のネックはキャンセルのコントロールとピーク時の人員数です。ピーク時にあわせた人員で対応すると暇な時間のコストが大変なことになります。また、無責任なキャンセルは人員と時間のロスになります。
当院としての方針としてはピーク時にあわせた人員はせず、ピーク時は少ない人員でやりくりする。
また、それ以上の予約依頼があった場合はキャンセルがでた時点で電話連絡をする方向で調整していくこととなりました。
したがって、直前の治療希望でも枠が一杯の場合はキャンセル待ちで対応をし、救急の場合は応急処置で対応となります。
ご迷惑をおかけしますが、きちんと来院していただける患者さまを中心とした治療をこころがけていくことが、自分が一番おこないたい方針ですので、御理解よろしくおねがいします。
白い歯になりたい、顔と歯の調和である審美歯科
本日の症例は差し歯をいれたいとの審美歯科希望の患者さまです
顔の中心に前歯が1本であり、本来左右対称なはずがおかしな状況となってます。
このような状況でいきなり差し歯をしても、きれいな歯ははいっても、中心の問題や歯茎のラインが不ぞろいなことは解決できません。
患者さんの多くは、審美歯科のみでそういった歯の位置が移動したり、歯茎の位置が変化すると勘違いしている人も多くいます。差し歯は人工物ですから、人工物がより栄えるように土台を構築することが重要です。
治療後の写真です
長期的にみて保存不可能な下前歯は抜歯し、歯列矯正で隙間を閉じました。
また、上の歯は中心が顔と一致するように並べなおして、最終的に差し歯を装着しました。
審美歯科は顔と歯の調和。それに歯茎の健康の産物と思います。
この記事へのコメントはありません。