みなさまこんばんは。
東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です
9月にはいったら、ガンガン日記を書くと約束しましたので、本日も診療後にブログの更新をします。
以前、元祖:ブログ女王真鍋かおりさんが、ブログは書きたいときに更新しないと継続は難しいとのコメントを読んで以来、僕もフリースタイルを続けております。
つまり、今回の更新が早いということは、仕事が少し楽な状況であるといえます。
プライベートなことですが、昨日39歳の誕生日を迎えることができました。。患者さんの中には僕の誕生日をしっている人もいて、お祝いのメールなどをいただいて正直恥ずかしかったです。
18歳で大学に入学をし、6年間大学生生活(医科歯科薬科獣医科大学は6年間です)を過ごして歯科医師になったのが24歳。現在、歯科医師となって15年目です。
なぜ、矯正歯科を専攻したかと言うと、僕が学生時代は大学6年生の時は患者さん実習というのがありました。家族や友達を大学病院に連れてきて治療をさせてもらいます。また、入れ歯などは近所のおばあさんなどが半分ボランテイアのような感じで治療させていただきました。
そんな歯医者さんごっこみたいなことをやらせていただいたおかげで、将来の自分の歯科医師の姿が想像できました。
一方、外科手術などの口腔外科や歯並びを治す矯正歯科については見学とレポートのみでしたので、卒業したらどちらかの講座を専攻してより歯科という学問を探究するつもりではいました。
そんな時、顎変形症チームリーダだった先輩に口腔外科のことを質問すると、手術執刀医になるのには最低10年間は下積みが必要とのこと。
一方、矯正科の先輩に質問したところ、7年くらい頑張れば一人前になるだろうとの答えをいただきました。
振り返ってみれば15年間勉強しても、まだまだ未熟者だなあと感じるくらい奥が深いのが矯正学ですが、このときは7年と10年の差がとても長く感じました。
もう一つの理由は口腔外科は医師免許でも診療可能ですが、矯正歯科は歯科医師免許でないと診療が不可能です。つまり、歯科医師になったのですから、歯科医師でないとできない事に特化したかったのも事実です。
とまあ、雑談はこれくらいにしまして、本日のテーマは
歯並びと虫歯、治療する順番はどうすれば良いの?です
一言で答えると、ケースバイケースです(笑)
つまり、人それぞれ異なってきます。虫歯リスクの高いお子様と、成人の患者さんでもちがってきます。
矯正治療の予定している期間でも変わってきます。
ここで、本日の症例を例にとって説明しますと
1.矯正治療前に、虫歯の進行は止めておく必要があります。つまり、黒く変色している部分の歯は削って詰めておく必要があります。
2.治療後の写真の→にあるような差し歯や銀歯などの歯は矯正治療後に歯茎が落ち着いてきたら新しくやり直すほうが治療費用の節約になります。
3.したがって、この患者さんは現在ホワイトニング中です。
ホワイトニングが終了しだい、差し歯を白く作り直す予定です
すべての治療が完了したらまたUPします
ここまでの治療期間は初診から現在まででわずか2年間です
あきらめないで最後まで頑張ってくれた結果です。
私もとてもうれしいです。
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