みなさまこんばんは。東京の歯列矯正治療歯科プロ矯正歯科院長田中憲男です
明日と明後日は診療室の改装工事のため休診です。
改装といっても診療がしやすくするための改装ですので、外見の改装というよりは中身の改装と思ってください。
ブログ読者の患者さんにとってはどこを改装したの?みたいなことを言われてしまうかもしれません。
本日は山手線および京浜東北線、埼京線と運休しているそうで、雨も降っており帰宅途中のみなさまにとっては大変つらい状況ですね。
そういう私も足止めになるくらいならブログを更新してしまおうといった感じです。
さて、本日のテーマ
皆気になる!歯並びを治すと、顔の歪みや肩こりは改善されるの?
1:顔のゆがみは改善されるのかについて
(答)顔のゆがみの原因によっては改善されることもあります。
しかしながらあまり期待してしまうと、がっかりしてしまう結果となることもありますので、この点についてはケースバイケースと考えてください。
専門的な説明としては骨格的な不正については改善は期待できませんが、機能的な不正についてはかなり期待ができます。
つまり、御自身の顔のゆがみがどちらの不正が原因か調べるとよいでしょう。
ポイントは機能的不正です。
2:肩こりは改善されるのか?
肩こりの改善に関しては整体や指圧に通ったほうがよろしいと思うのですが、かみ合わせによっては改善する場合もございます。
このような症状をお持ちの患者さんの場合、矯正治療開始前にマウスピースを使用することによって、肩こりの症状が緩和された場合はかなりの高確率で期待できます。
そのような改善された治療例です
このように、下の歯が完全に隠れてしまっており、歯列も全体的に歪んでおります。このようなかみ合わせの場合、下顎が自由な動きをとることができません。
しかしながら、顎の関節自体はタフな場合が多く、症状が肩こりとなって出現いたします。
治療後の写真です
見た目もそうですが、歯並びが改善すると姿勢もよくなりますし、笑い方が自然になります。その結果、肩こりも改善するといった具合です。
最近は外見のみならず機能的な治療を希望される患者さんが増えてきました。
それぞれ主訴はことなりますから、可能な限り対応していけるよう努力したいと思います。
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