外科矯正が知りたい

ちょっとした表現のちがいで、まちがった解釈をしてしまうこともある

みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!

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毎日、毎日、熱帯雨林気候ですね(笑)
カビが生えてもおかしくない状況ですから、プロ矯正歯科は休診日でもエアコンは弱いドライにして運転をしています。
経験者はわかるのですが、カビというのは一度発生してしまうと、とてもやっかいなものです

地球温暖化の影響でしょうか?日本に四季があったのか過去の遺物で
これからは雨季と乾季になってしまいそうです

本日のテーマは1通のメール相談の文面をシェアさせていただきます

まず、はじめに

私のメール相談には多い時で1日に2通くらい、すくなくても数日に1通、矯正相談のメールがきます
多くは遠方からの相談ですから、おそらくプロ矯正歯科の患者になる予定ではない方がほとんどですけど

私は隙間時間を作ってせっせと返信をしています
これは一種の社会貢献(ボランテイア)とおもってよいでしょう

自分が何十年とかけて獲得してきた専門的な知識を出し惜しみなく親身になって答えています
ほとんどの質問者は要が済むとお礼のメールもなく、フェードアウトしてしまいます

そんなことは百も承知の上ですが、質問者というのはそんなものです

一方で、度が過ぎてくる患者さんというのはものすごくわがままな方もいます
当院は矯正相談が無料ですので、遠方から相談だけ来る方も結構います

今までで一番遠方がアメリカのニューヨークから
日本だと、沖縄の先の久米島から来た方もおります

メール相談ならまだしも、クリニックに相談にこられるのは
正直迷惑です

診療はボランテイアではなくて、事業ですから、
相談だけという方はご遠慮しています

中には、本当に遠方から治療に来ている方もおります
昨日はシンガポールからの患者さんでしたし、

他にはマレーシアや石垣島からの患者さん

岩手から通院されていた患者さんは
今は九州から通院してきています

みなさん、ワイヤーかインビザラインでの矯正中です

メール相談にしても
来院相談にしても

遠方からの患者さんの場合は
本ブログを読んで来院される方ばかりです

ところが
私の国語力が足りないせいで
患者さんがまちがった認識をもった件があったので
シェアさせていただきます

この方も数回メールでやりとりをしています
遠方から当院にきたいとのことでしたので、
相談患者さんの近くの腕の良い矯正歯科を紹介しました
※相談などで、わたしが紹介する腕の良い矯正歯科の先生はすべてではなくても、治療の一部は私よりも技術が勝っています※

以前、メールで問い合わせをさせて頂きました匿名と申します。東北の〇〇先生の矯正歯科を教えていただいた者です。あれから、予約をとりましたので、これから8月に相談に行く予定です。
ただ、東京での治療も考えております。実際手術が必要な症例であれば、症例数の多い関東の病院で診てもらいたい。先生のブログの外科矯正の記事を読んではいろいろと考えております。

そこで質問をさせて頂きたいのですが、以前のブログ記事で、遠方からの通院の場合、骨格的不正の症例の場合は不向きとの記事を見つけました。

やはり、手術を伴う場合、遠方から通うというのは、いろいろと難しいのでしょうか?

お忙しいところ、突然のメーメールを送ってしまい申し訳ありません。

当初?この患者さんは何のことをいっているのかわかりませんでした!

どんな記事かおしえてくださいと連絡したところ
http://ハナラビ.コム/sonota/world.html

 

文面をコピーすると

地方に住んでいるのですが、どうしても東京や都市部での診療を受けたいという場合です

結論から申し上げますと、症例にもよりますが、可能です

実際は治療方法に工夫が必要なのと、

どんな症例でも可能かというと、

決して不可能ではないのですけど、向いている症例と

そうでない症例があります

わかりやすくいうと、

骨格的不正の症例の場合は不向きです

骨格的不正とは?

歯列矯正治療をすることによって、

顎のしゃくれとか?出っ歯感などといった

顔の特徴も含めた改善を希望される場合です

一方で

骨格的不正はないものの

歯並びの改善を主体とされている症例の場合は

遠隔地診療でも比較的良好な結果を提供できます

 

との内容です

 

文面のどこにも外科的矯正治療という単語ははいっていないのですが

 

患者さんは自分が外科的矯正治療患者なこともあり、

骨格的不正=外科的矯正治療と

解釈してしまったのでしょう

骨格的不正の顔とは?

こんな感じですね!

 

本ブログの要旨は

外科的矯正治療になりそうなくらい

難易度の高い症例を遠隔地診療するのが不向きと話をしたのです

難易度が高い症例になればなるほど

通院回数や通院期間が増加しますから

交通費の負担も含めて

相当な覚悟が必要になると話をしたかったのです

難易度が高い場合は

矯正治療単独で診療するのではなく、

外科的矯正治療を検討した方が

治療期間が短くなると思います

今回は私のことばが足りないことで

このようになりましたが、

往々にしておこることですね

本日も最後までありがとうございました

 

 

 

 

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