みなさまこんにちは。東京の歯列矯正治療歯科プロ矯正歯科院長 田中憲男です。
今月は学会がかさなりました。毎年、春と秋の2シーズンはこのような形がつづくのは仕方ありません。
診療を休んでの出張ですので、なにかしら得るものがないと行く価値がありません。
今回も貴重な経験をさせていただきました。一番の収穫はシンプラントという外科矯正治療用のシュミレーションソフトのパフォーマンスを最大にするための一工夫が可能になったことでしょう。
ユニ矯正歯科の古谷先生貴重なアドバイスありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。
開業医の中には、まだ治療が必要と思われない時期から積極的に歯列矯正を勧める医療機関もございます。そういった間違っている情報を正しい情報に修正するために、大学病院などのセカンドオピニオンという選択があります。
本日のテーマは
奥歯を抜歯したままは危険!一般歯科治療の中で歯列矯正の必要な症例
本日の初診相談に来られた患者さまは大学病院からの転医患者でした。
お口の中を拝見すると、軽度の歯のガタガタといったところです。
年齢もまだ6歳ということと、前歯が生え切っていないのでそれまでは経過観察で問題ないと話ました。
しかしながら、大学病院の対応は「すぐに治療しないと手遅れになる」といった内容でした。また、相談の際に費用の説明もないまま、検査診断料金として約6万円も請求されたそうです。
ここまでの話はすべて患者さんが話をしていたわけですので、実際の状況は何ともいえません。
ただ、患者さんにとって大学病院というところに対して不審感がのこってしまったのは事実です。
これからは大学病院の言っていることも安心してはいけません。
みなさまも注意してください。
このように奥歯を失ったまま放置しれいると、やがて前歯も折れてしまいます。
しかしながら、この状況になると前歯をなおすことが非常に困難になります。
なぜなら、下の歯が上に突き上げてしまってます。
下の歯も放置したままのため、奥歯が傾いてきてしまってます。
このような状況のなか、歯列矯正を開始することおおよそ2年間。ようやく装置がはずれるところまで来ました。
下の矯正装置は上の奥歯の治療が終了するまでは、保定装置のかわりとしてSetしたままとなっております。
はやく、下の矯正装置もはずしたいところですね!
この記事へのコメントはありません。