みなさまこんばんは
東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です。
大震災から早1か月が経過いたしましたね。
この震災の影響は10年とかそれ以上の年月がかかると思います。
そういう意味では、個人個人で支援をしつづける必要があると思っております。
僕の場合は個人的に義援金などの寄付は行っておりますが、もっと社会的で継続性があることができないかと考えた結果、先日のブログでも書きましたが、診療所のトイレを節電モデルに蛍光灯はLEDにエアコンは最新式のものに替えることにいたしました。
また、節電の結果昨年同月と比較して安くなった電気代はすべて日本赤十字に寄付をすることにいたします。
毎月の節約目標は1万円です。1年で12万円。
10年で120万円の寄付ができます。
節約の結果は随時ご報告いたしますので、楽しみにしてください。
本日のテーマは
表側矯正と裏側矯正どっちがいいの?医師が進めるのは〇〇
さて、最近は裏側矯正治療を希望される患者さんが非常に増加しております。
就職活動中の学生さんなんかでも、できれば見えないほうがいい
といったリクエストなどあります。
個人的には滑舌が悪くなる裏側矯正は就職活動中の学生にはおすすめいたしません。
あくまでも裏側矯正治療は装置がみられるのを嫌う職業の方がするのが良いと思います。
もしくは年頃の女性や男性等ですね。
最近はマウスピース矯正も結構良いです。
マウスピース矯正だと、人からきづかれないから寂しいなどどいった声も聞きます。
みなさん、それぞれ個人的な感情は抜きにして、表と裏がわどっちがいいの?と聞かれたら、答えは当然、表です。
理由は
1:表側の治療の場合でも裏側から治療してかまわない。
つまり、装置が見えても良いということであって、治療そのもののアプローチは表からも裏からも近い方から攻めていくことが可能である。
重なっている前歯などは、裏側から治療したほうが早く改善されます。
いきなり改善されてしまった写真ですが、表からと裏側両方から攻めていきます。
いらなくなった裏側の装置をはずしてスッキリです。
つまり、自転車の運転に例えれば、両手をつかって運転しているのです。
一方、裏側矯正装置の場合は、片手運転となります
表にはなにもなし
この段階でも何もなし
表なら簡単にワイヤーを付けれる前歯でも、裏側からだとワイヤーをとおすことができません。
つまり、同じ技量(僕が担当とした場合) の術者であれば
裏側のほうが治療期間が大変ということです。
つまり、治療期間が長い、材料費が高い、技工代金が高い、1回の治療時間が長いなどなど考えると、上下表側矯正治療と上下裏側矯正治療の費用は2倍程度差がでるのは仕方ないということになります。
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