みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!
ワールドカップ観戦楽しんでいますか?
昨日の日本代表戦、残念だったですね~
引き分けだったこともあり、最終戦までどうなるか勝負はわかりませんから、最後まで応援しましょう!
さて、私のほうはワールドカップ観戦のために早起きしたのではなく、(少しだけみましたが!)
仕事が終わらないので、残業に早朝出勤です!
さすがに1日15時間以上も医院内に拘束されてしまうと少々しんどいですが、夏休みの手術予定患者さんの手術計画を立案するのにあたって、これは仕方ないことです
診療時間中は患者さんが0人という時間帯はほとんどありませんので、診療時間外に症例の診断や治療計画を立案する必要があります。
ちなみに、今年の7~8月の夏休みでは顎切り手術が10人程度予定されています。
それらのうち3症例ほどは、当院の夏休み期間中におこない、3症例は休日である木曜 のこりの4症例は2症例ずつ月曜日におこないます。
つまり、僕の夏休みはほとんどなくなってしまいました。(笑)
家族には9月に振り替え夏休みをとることを約束し、今年の夏休みは全力で診療に取り組みます。
【手術 期間】上下骨きりの手術計画について
それでは、外科矯正特有の分析とはどのようなことをおこなっているのでしょうか?
まず、外科手術といっても手術する部位が上顎にも及ぼす広範囲手術の場合は上下の顎を自由自在に動かすことができる利点があります。
そういう意味では、上顎も移動できる利点を生かして、顔の正面対称性を改善するための分析.治療計画を立てます。
下顎のみの手術の場合はこういった分析をおこなっても、手術には反映されません。
これは上顎を移動する場合には必須の分析です
本症例は左右の曲がりは少ないです
別の症例ではどうでしょうか?
一方でほかの症例は?
結局、出っ歯でも受け口でも顔面骨格のゆがみは個々の差はあるものの、存在します
ただ、上下顎手術ですと10日間くらいの入院になる反面、下顎のみの手術であれば半分の5日間くらいの入院になります。
手術時間も下顎のみなら1時間~1時間30分 上下なら2時間30分~3時間といった具合です
私が大学を卒業したばかりの平成6年ころは
下顎のみの手術なら3時間~4時間
上下顎の手術なら 6時間~7時間でした
また、入院期間は上顎でも下顎でも4週間で28日間という長期間でした
矯正の医学の進歩は材料中心といった20年間で根本的な部分は昔とかわらないのですが
外科手術に関しては本当に進歩したと思います。
最後に、
顎の分析は正面以外にも側面もおこないます
3DCTという3次元診断をおこなうことで、左右の側面の分析も可能になります
ただいまの時刻は朝7:00です
9:00の診療開始までに2症例ほど、分析、診断をおこないます。
それでは今日も1日がんばりましょう!
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