抜歯矯正が知りたい

下顎の抜歯した部位、治療経過で再検討し本数を変えることもある

みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です。
本州も梅雨に入りましたね! 梅雨にはいったというのに今日みたいな天候が続くと夏場の水不足も心配になります。今月はいろいろとイベントが沢山あります。

まずは6月5日は墨田区役所にて歯の衛生週間にちなんだ医師会合同での無料検診と相談会です。
当日は朝9時から4時まで区役所に来ていただければ無料で歯科相談をうけることができます。もちろん歯列矯正の相談も無料です。お時間のあるかた、ぜひお越しください。
また、6月の21日から23日までは大阪国際会議場にて、日本顎変形症学会が開催されます。この学会では土曜日と日曜日に発表があり、その原稿作成がとても大変です。本当は発表中に動画を挿入したかったのですが、わずか1分の動画を作成するだけでもこんなに手間がかかるとは・・・・。
といった状況になってしまい、すこしばかりへこんでおります。

今日は6月1日土曜日です、土曜日の診療は本当にパンパンな状態ですので予約の上に予約を重ねている状態です。
特に、診断や初診相談などの患者さんは簡単にキャンセルされると過去のブログでも書きましたが、正直土曜日はじっくりとお話をするお時間をとることが不可能になってしまいました。

ですので、沢山質問がしたい、いろいろと聞きたいことがあるなどといった患者さんは平日に来院されるほうが御自身のためにもプラスになると思います。
さて、モニターの患者さんも治療終了した症例はひととおり画像をUPしてしまいましたので、最近は現在治療中のモニターの患者さんになります。
先日の前歯が1本といった人の写真も来月にはUPできるようにいたします。

下顎の抜歯した部位、治療経過で再検討し本数を変えることもある

初診時はこのような歯並びです
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かなり犬歯が低位です(八重歯)

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八重歯も左右対称な八重歯だといいのですが、片側に偏った八重歯だといろいろと大変です

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横の写真でみると

1:出っ歯
2:上下の歯が当たってない
3:八重歯

といったところです

一方で

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下の歯列はそれほどひどくありません

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正面からみると顔がまがっております。

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側面分析です

上下の前歯が突出している
下顎下縁平面角が開いている
左右の下顎下縁がずれている

 

前後的にも側方的にも垂直的にも問題がありそうです。

診断の結果、上顎先行で治療を開始しました。
なぜなら、上の歯並びを改善したのちに、再度下顎については抜歯等検討するとの安全策でした。

私の場合、こういった抜歯部位を再検討する方針は好んで用いる戦略です。

結果的に抜歯する本数が変更になることで、より高いレベルの治療目標が達成できるからですし、なにより治療が安全です。

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上の歯列がまとまってきました。ここから再度下の歯について抜歯部位を再検討します。

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側面からもそこそこになってきました!
上からみてもだいぶまとまってきました。

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残念ですが、本日はここまでです!このつづきは近いうちに必ずUPします。

今日も1日がんばりましょう!

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