みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!
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本当に寒さがきびしくなってきました
先日、歯科医師会のゴルフコンペがありました。
天気予報はあいにくの雨だったので、
最悪は冬の雨の中、ゴルフをする状況でした
幸い、雨の方はゴルフラウンド中には降ることがなかったので
天気予報がはずれて本当にラッキーでした。
本日、9日土曜が今シーズン最初の忘年会
来週から本格的に忘年会がはじまります
1年の締めくくりですから、多少時間のやりくりをしてでも
参加しなければいけませんので、
しっかりと体調を管理しながら、年越しを迎えたいと思います。
年内のブログ更新はクリスマスあたりを最後にする予定です。
それでは、本日のタイトルです
小児期から歯列矯正治療を開始するメリットは?
です
結論から申し上げると
メリットは大いにあります!
子育て世代の方が一番財政的に大変なのはわかります。
塾にいく学年を1年遅くしてでも、歯列矯正治療をおこなった方が
将来的にはメリットが大きいと断言できます
塾の学費も月1万~3万くらいは普通にかかると思います。
今は、ベネッセなどがインターネットを利用した学習塾が
月2000円程度で受けられたり、
私が小学校~中学校まで家庭学習で用いたポピーという教材は
1ヵ月1000円程度です
ところが、歯列矯正治療を自宅でおこなったり、
インターネットを利用して治療することは困難です。
AIが発達してきましたが、診断に関してはAIは非常に有効なツールである
一方で、日々の歯列の変化にAIが対応できるかというと
おそらく対応できるのですが、そのためには
毎回毎回資料をとって、PCに記憶させる行為が必要です。
ですから、家計の見直しをしてでも、小児時期の歯列矯正治療を受けた方が
将来的なメリットは大きいと断言できます。
唯一の小児期の歯列矯正治療でのデメリットとしては
顎の成長予測が不可能ということです
最終的な身長が何センチになるか予測不可能のと同様
顎の最終的な大きさがどのくらいになるかは不明です
ですから、歯列を並べるといった処置は小児矯正のメリットでありますが
顎特に、骨格的バランスを含めた治療となると
予測不可能な部分があるのは事実です
そのため、小児期でカバーできる範囲はおおよそ70%くらいの方だと思います。
残りの30%に関しては、顎のバランスが悪い場合が多く見受けられます。
本日の症例は
若干ですが、顎のバランスが悪い症例でした
具体的には上顎が小さく、下顎が大きいといった具体です
上顎は拡大 下顎は小さくすることは不可能ですから、成長にまかせていきます
この程度なら問題ないと思う人もいるはずです
ところが、検査をしていくと
この時点で下顎が向かって右側(Lと記載している方)にずれています
下顎の歯は並んでいますが、上顎の方はどうでしょうか?
3DCTでみるとかなりガタガタです
生え変わりもスムーズにいかないのがわかります
※従来は単純X線写真しかなかったので、
永久歯の数がきちんとあるかないかまでわからないこともありました。
現在は3CTが発達してきましたので、
永久歯列が自然によくなる場合とどんどん悪くなってしまう場合とが
予測できる環境になってきました。
あとは、骨格的バランスのチェックをするために
側面セファロ分析をおこない
このようなプロフィルを完成させます
おそらく、今後の診断は人工知能AIがおこなってくれると思います
このような装置をもちいて、歯列拡大をおこない
スペースができたら、マルチブラケット装置をセットします
だんだんと仕上がってきます
![](http://xn--hdkjn1g.xn--tckwe/wp-content/uploads/2017/12/18-300x225.jpg)
プロ矯正歯科
ワイヤー矯正がはずれました
上下の中心線が若干ずれているのは
初診時からの顎の変形がそのまま残っているのです
ただし、悪化するのは防止できたと思います
下顎は
上の歯列は
もともとが
このまま歯列矯正治療をなにもしなかったら、
歯ならびはガタガタ、顎はどんどん変形していた
可能性が高いと思います。
勉強も大切ですけど、歯列矯正治療は同じくらい大切と思います。
それでは8時になりました。
本日も1日がんばりましょう!
ブログランキング かなり順位が下がってしまいました(汗)
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